2018/03/23

関西支部2018年大会が終了いたしました。

3月22日(木)に神戸市看護大学にて、関西支部の2018年大会が開催されました。

大会出席者は33名、懇親会出席者23名、ご多忙のなかご来場いただきまして御礼申し上げます。

前半は『嵐が丘』について、作品における植物の表象やヒースクリフのモデルについて考察する発表が2つ。後半は、想像力、‘passion'、法律、教育の観点から主としてシャーロットとアンの作品について分析するシンポジウムが行われました。最後に、時間が足りないほど活発な談話会、討議が行われました。

たいへん美しい会場をご提供いただきました神戸市看護大学様に、深く感謝申し上げます。

次回の支部大会は、2019年3月に近畿大学で開催予定です。詳細が決まり次第、こちらのブログでもお知らせいたします。みなさま奮ってご参加くださいませ。



(関西支部事務局)
email:bronte.kansaigmail.com (△@に置き換えてください


2018/02/28

2018年ブロンテ・デイ公開講座のご案内

ブロンテ姉妹が創作を始めたきっかけは、彼女たちの父親パトリック・ブロンテが、1826年6月5日リーズから買ってきてくれた12体の木製兵隊人形でした。ブロンテ家の子供たちは、兵隊人形に名前をつけて、空想劇を始めました。幼き日のこの人形遊びが、のちのブロンテ文学の萌芽だと言えます。

この6月5日に近い6月の第1日曜日を日本ブロンテ協会は、本国イギリスの協会と歩調をあわせブロンテ・デイとし、専門家のみならず一般愛好者も集い、ブロンテ文学を愉しみ、味わうことにしています。

本講座はその行事の一つであり、ブロンテ愛好者であれば十分愉しめる講座となっております。協会員以外の方でも、ブロンテ文学に興味のある方ならどなたでも無料で参加できます。ブロンテ文学に興味がおありの方は、奮ってご参加くださいませ。


講師:川崎明子(駒沢大学准教授)
演題:『嵐が丘』における愛する能力

エミリ・ブロンテの『嵐が丘』において、一見正反対に見えるヒースクリフと二代目キャサリンが、どちらも自分の「愛する能力」を誇ったり、反対に誰かの「愛する能力」のなさを軽蔑したりすることについて考察します。

講師:渡千鶴子(関西外国語大学教授)
演題:筆記の媒体に見るシャーロットとアン

当時の文化的背景と絡めて、筆記の媒体がシャーロットの小説の中でいかに表象され、機能しているのかを、登場人物の心理や周囲の状況との関わりから探ります。またアンの美しい筆記から読み解けるものを考察します。

司会:田中淑子(元川村学園女子大学教授)


日時: 平成30年6月3日 (日) 14時~16時

受講対象者 / 協会員、ブロンテ文学に興味がある方、一般の方、学生
受講料 / 無料
会場 / 横浜市立大学金沢八景キャンパス・カメリアホール(横浜市金沢区瀬戸22-2)
(アクセス)京浜急行金沢八景駅から徒歩5分、
シーサイドライン金沢八景駅から徒歩7分
横浜市立大学金沢八景キャンパスへのアクセス方法はこちら


受付 /当日は13時30分から受付を開始いたします。
主催 / 日本ブロンテ協会
共催 / 横浜市立大学地域貢献センター
後援 / 横浜政策局

申込 /参加のお申し込みは、専用の申し込みフォームに必要事項をご記入ください。
準備の都合上、5月25日までにお申し込みをお願いいたします。

2018年公開講座参加申し込みフォームのページへ


2018/01/13

日本ブロンテ協会関西支部2018年大会のお知らせ

2018年春に開催されます支部大会会場は、神戸市看護大学になっております。皆様ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。会員以外の方も大歓迎ですので、お気軽にお越しください。皆様にお会いできますことを、楽しみにしております。

下記のリンクから出欠フォームページへのアクセスが可能です。大会出欠返信にどうぞご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

出欠フォームページ


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日本ブロンテ協会関西支部
2018年大会プログラム

場 所: 神戸市看護大学 教育棟 西館 W13教室
(〒651-2013 神戸市西区学園西町3丁目4番地 市営地下鉄西神・山手線「学園都市駅」下車 徒歩約10分)

日 時: 2018年3月22日(木)13:30~19:30

司 会: 宮川 和子(神戸大学講師)
開会の辞: 服部 慶子(日本ブロンテ協会関西支部支部長・大阪大谷大学教授)
会長挨拶: 白井 義昭(横浜市立大学名誉教授)
会場校挨拶: 鈴木 志津枝(神戸市看護大学学長)


研究発表: (13:45~14:45)

植えつけられるキャサリン、移植する第二世代――植物を通して『嵐が丘』 を読む
井寺 利奈(京都大学大学院博士後期課程)

『嵐が丘』 家系図のミッシング・リング
良田 玲子(日本ブロンテ協会会員)


シンポジウム: (15:00~16:30) テーマ「歴史のなかのブロンテ」
「ブロンテ姉妹と文学的想像力」
司会:奥村 真紀(京都教育大学准教授)

「シャーロット・ブロンテの小説における ‘passion’ 再考」
皆本 智美(摂南大学准教授)

「『ワイルドフェル・ホールの住人』と『ジェイン・エア』に見る法律による妻の保護の欠如」
石井 昌子(京都大学講師)

「シャーロット・ブロンテと教育」
杉村 寛子(大阪電気通信大学教授)

談 話 会: (16:40~17:00)

総 会: (17:10~17:20)

閉会の辞: 内田 能嗣(日本ブロンテ協会顧問・帝塚山学院大学名誉教授)

懇親会: (17:30~19:30)


(関西支部事務局)
email:bronte.kansai△gmail.com (△は@に置き換えてください)

2018/01/12

オランダのバンドAnoisからのメッセージ

Emily BrontëJ.R.R. Tolkienの詩に曲をつけてケルト音楽を演奏するオランダのバンドAnois。そのリードシンガーVeronica Metzさんから、以下のようなメッセージをいただきました。新曲もご試聴いただけます。どうぞお楽しみくださいませ!



⇒新曲“Dreaming All the While”のご試聴はこちらから

(なおこの記事は、2017年9月1日に掲載を、再掲載したものです)
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Emily Bronte poems set to music by the dutch band Anois
Written by Veronica Metz, lead singer of Anois.

When I visited the Parsonage for the first time in 2004, it was almost as if I was struck by lightning and I found myself fascinated by the sisters lives and literature, particularly Emily’s. The purity of her soul, her bond with nature, the remote setting where a unique story in English literature was wrought and the shadow of the drama that Branwell brought about.. There is just something about it that I find very compelling. And I found myself lying on bed, reading books and articles about their incredible and dramatic lives.

During my first visit to the Parsonage the inspiration came upon me to make an album with music, entirely on the poems of Emily Brontё. Which I think are very underestimated, still. One of the things I personally love about them, is that she does not need fancy words or structures; Emily can say very deep and profound things with simple means and words, without overdoing it or being theatrical like so many other poets.

At that time I was in a band called Anois (that means “now” in the irish/gaelic language: yes, Irish and English culture have also been one of my inspirations). The other band members were gripped by the fever also, and songs started rolling out very natural and without much effort. Some of the poems we set to music are “Song (My Lady’s Dreams)”, “Remembrance”, “Stars”, “The Wanderer”, “Last Words”, “Tell Me” and “No Coward Soul is Mine”.

We released a CD of this music called “Emily” and had a number of live performances, amongst others for the Brontё Society in England and Belgium and at theaters and live sound venue’s. After a period of about 10 years the band fell apart (like bands do) and I stopped making music for a while, spending my time at the education for music therapist. Nowadays I make a living as a music therapist, working with autistic children, and giving piano lessons.

However, recently I started a new band again, with some of the old members of Anois: Nick Hubers and Ignace Dhont. This band is called Aylona and right now we are working at the studio of Ignace, recording new songs. There are also new songs inspired and on the lyrics of Emily Brontё and we’d like to give you a sneak preview of what is to come J Both website and facebook page are under construction at the moment: www.aylona.com and https://www.facebook.com/aylonamusic/  We will start promoting it when we are ready, this is just in case any of you would like to keep in touch with us.

Many, many thanks to Yoko Ushironaka, without whose enthusiastic support this article would not have been written.





ご試聴のページ

新曲“Dreaming All the While”を試聴



2017/10/17

日本ブロンテ協会2017年大会が終了いたしました

1014日(土)に、中央大学(多摩キャンパス)にて2017年大会が開かれ、盛会のうちに終わりました。

午前の部4つの研究発表では、前半は『ジェイン・エア』に描かれる「空色」のドレスに着眼した発表と、Daphne du MaurierWinifred Gérinによるブランウェルの2つの伝記の比較。後半は、『ヴィレット』に描かれる鬱病や身体を分析する発表と、シャーロット作品のヒロインの容姿を中心に執筆スタイルを検証する発表が行われました。午後の部では、ブランウェル・ブロンテ生誕200年を記念して、京都大学の廣野由美子教授による「ブランウェルは第四の小説家になりえたか?――その可能性と不可能性を探る」の講演が、多くの共感を呼びました。続いて「ブランウェルの人と芸術」と題するシンポジウムが行われ、絵画、音楽、バイオフィクション、詩といった多角的な側面から、ブランウェルの人物像と芸術についての考察がなされました。ブロンテ家でただ一人の男児として生を受け、姉妹の栄光の陰に隠れた存在であったブランウェル・ブロンテに光を当てる、生誕200年記念にふさわしい一日となりました。

大会の出席者は67名(会員56; 非会員11)で、懇親会の参加者が36名でした。素晴らしい会場をご提供くださいました中央大学さま、大会をお世話くださった先生方とお手伝いくださった中央大学の学生の皆さま、ご多忙のなかご出席いただきました皆さまに、深く感謝申し上げます。

来年度の日本ブロンテ協会2018年大会は、201810月13日(土)に中京学院大学(岐阜県中津川市)で開催予定です。また来年度、皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。







2017/10/02

講演会'Charlotte Bronte and the Pleasures of Learning a New Language '開催のお知らせ

2017年10月27日(金)に、武庫川女子大学にて、元東京大学客員教授のGeorge Hughes先生のご講演が行われます。詳細は下記の通りです。

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日時: 2017年10月27日(金) 15:00~17:00(受付14:30~)
場所: 武庫川女子大学中央キャンパス文学1号館4階 L1-404

演題:‘Charlotte Bronte and the Pleasures of Learning a New Language’(「シャーロット・ブロンテと新しい言葉を学ぶ喜び」)
講演は英語で行われます(講演要旨は日本語で配布されます)。
参加料は無料です。

参加を希望される方は、下記へ10月20日(金)までにメール、ファックス、またはハガキでお申込みください。

〒663-8558  兵庫県西宮市池開町6-46  
武庫川女子大学言語文化研究所
tel: 0798-45-3574
fax: 0798-45-3574
e-mail: ilc★mukogawa-u.ac.jp
(メールは★の部分を@に変えて送信してください)

Hughes先生は、ケンブリッジ大学で博士号を修得され、東北大学、大阪大学、広島大学などでも教えられたことがあります。現在はアイルランドにお住まいです。