6月も半ばを過ぎ、いよいよ本格的に梅雨らしいお天気が続いています。
6月5日に今年度のブロンテ・デイ講演会が、横浜バラクライングリッシュガーデンにて終了いたしました。今年はランチとガーデンの散策が企画され、去年よりも一年分成長したお庭と、少し涼しい気候のおかげでたくさん残っていたバラなどを楽しむことができました。
その後は清水伊津代先生の「ブロンテ文学と自然」、永井容子先生の「自然と真実：シャーロット・ブロンテとジョージ・ヘンリー・ルイス」の二つのご講演を楽しみました。清水先生の自然とは何かという、文学史を追いながらブロンテ姉妹をその中に位置づけていかれる博識なお話、また、ジョージ・ヘンリー・ルイスを仲立ちに、シャーロット・ブロンテとジョージ・エリオットが本質と演技をどのようにとらえていたかという幅の広いお話、どちらも大変興味深く、充実した午後でした。
たくさんの方のご出席をいただき、盛会に終わりましたこと、感謝いたしております。公開講座委員の先生方、並びに会場のお手配をくださいました評議員長の先生、また、会場のお世話をくださいました横浜バラクライングリッシュガーデンの皆様に、御礼申し上げます。
